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2013年3月

2013年3月30日 (土)

【レトロ】別れの季節に思い出す名曲「なごり雪」

“汽車を待つ君の横でぼくは時計を気にしてる

 季節はずれの雪が降ってる”

“あーだから今夜だけは 君をだいていたい

 あー明日の今頃は 僕は汽車の中”

“恋人よぼくは旅立つ 東へと向かう列車で”

1970年代に流行った歌の歌詞を並べてみました。40代以上の方には説明不要でしょうが、1曲目がイルカの「なごり雪」、2曲目がチューリップ「心の旅」、最後の曲が太田裕美「木綿のハンカチーフ」です。

春は別れの季節です。卒業・就職や、転勤・異動などによって、今日もさまざまなわかれが展開されていると思います。

この3曲に共通するのは、別れを歌っているということと、その舞台が列車であるということです。「電車」と言わず「汽車」「列車」と歌っているところが、時代を感じさせます。
後の2曲は、季節は不明ですが、勝手に今の季節の歌であると解釈し、話を進めます。

以前に、この3曲について、別れと列車をテーマにしたコラムを読んだ記憶があったので、並べてみたのですが、やはり別れには列車が似合うということでしょうか。
もっとも、さだまさしの「フェリー埠頭」という曲では、飛行機も汽車も涙乾かすには短か過ぎるからフェリーにした、と歌われています。確かに船には他にはない哀愁があると思いますが。

ともかく、最初に取り上げた「なごり雪」ですが、多くの歌手によってカバーされており、海外でも歌われている名曲ですが、ショーヤン(正やんとも)こと伊勢正三の作詞・作曲で、「かぐや姫」のアルバム「三階建の詩」に収録されたのが最初になります。

数多くの作詞・作曲を手掛けたショーヤンですが、詩の美しさでは、この「なごり雪」がNo.1であると、個人的に思っています。

これだけ有名な歌なので、歌詞に関しても、さまざまな解釈がされているようです。
はっきり歌われているとおり、季節は春、場所は東京のどこかの駅。ショーヤンは九州出身なので、「君」は九州へ帰っていくのだと考えられます。現在、東京から九州へ行く列車は新幹線しかなくなってしまいましたが、当時は九州へ向かう長距離列車が多数ありました。

“動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている

 君の口びるが「さようなら」と動くことが こわくて下を向いてた”

この歌で、もっとも美しいと感じる部分です。確かに、新幹線はもとより、現在の加速がいい電車では速すぎ、昔の客車がゆっくりと動き出すのが似合っていると思います。

さて、この歌の主人公の2人は、なぜ別れることになったのか。これがこの歌の最大の謎です。後の2曲は、明らかに「旅立ち」であり、「別れは旅立ち」であることは、他の歌にも歌われているように、別れは悲しいことであると共に、新たな希望でもあるということです。

ただ、この歌の2人は、そのような状況であったのでしょうか。おそらく、“ふざけすぎた季節”とは学生時代のことであり、卒業によって「君」は故郷に帰って行くのだとすれば、そういう解釈も可能でしょう。

しかしながら、ショーヤン自身も会心の出来だという、サビのフレーズ、

“今 春が来て 君はきれいになった

 去年よりずっと きれいになった”

これについては、“時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま”のフレーズから、「君」の変化に気づかず愛が終わることになり、別れの段階で「ぼく」はそれに気づいて後悔している、と解釈するのが妥当と考えています。

“君が去ったホームに残り 落ちてはとける雪をみていた”

うーん、いいですね。今は、ホームに雪が降るような駅は、東京にいくつあるでしょうか。

70年代。団塊の世代が若者だった時代。この時代が、現在、見直されているようですが、人の出会いと別れは、いつの時代も人生のテーマであるのでしょう。

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2013年3月27日 (水)

【東京】満開!!!

もう20年以上も税理士業界に身を置いている(勤務時代を含めて)と、確定申告が終わったら春がやってくるという季節感が出来上がってしまっています。

厳寒の冬であったにもかかわらず、東京では例年より早い桜の開花となりました。何とも異常な気候で、さらなる天変地異の前触れでないことを祈りたいところです。

Img_8419 築地にある、とある公園の桜です。冬の間は人影もまばらだったこの公園にも、多くの人がサボリ?に訪れていました。

都心部には、意外と桜が見られる場所は多く、都や区の所有する公園などが点在しています。上野公園のように数万人の人出がある場所だと、桜の花よりも人を見に行くことになりかねないので、こうしたチョットしたオアシスのような場所があるのは喜ばしいことと言えるでしょう。
行政の側も、無制限な開発がなされないように、こういった場所を確保しているのでしょう。もっとも、周辺には建物が立ち並び、ビルに囲まれてしまうのは致し方ないのでしょうが・・・。

満開の桜とともに、気候も良くなってきました。今後は、引きこもらず活動する計画もあります。と思っていたら、また寒さがぶり返してきたようです。
速く本格的な陽気になってほしいものです。

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