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2010年4月 7日 (水)

【グルメ】東京デパ地下物語②~幕の内弁当編

弁当といえば、ご飯とおかずが入っているもの。当たり前のようですが、最近は丼であったり寿司であったり、さらにカレーやオムライス、はては麺類までもが弁当として扱われています。その中でも、やはり、多種のおかずが入っている幕の内形式の弁当がもっとも好まれるようです。

幕の内弁当は、もともと芝居小屋で、幕間に客が食べる弁当であったことが起源(異説あり)のようで、ご飯は白飯で俵型に握ってあり、黒ゴマと梅干が乗っているのが正統派幕の内だそうです。
最近は、握り飯ではなく俵型に型押ししたものが主流ですが、料理研究家やコラムニストの中には、この形式にこだわる人もいるようです。現在、一般的には、ご飯の型にはこだわらず、さまざまなおかずが入ったものを、幕の内弁当と呼んでいます。
ただし、白飯でない、炊き込みご飯や寿司を使った弁当を幕の内と呼ぶかどうかは微妙なところです。

Photo Photo_2 三越日本橋本店「なだ万厨房」の「幕の内弁当 紫」1050円です。

「なだ万」といえば、言わずと知れた日本料理の超有名店です。昆布の混ぜご飯が使われていますが、「なだ万」ほどの名店がこれを幕の内弁当と称しているのですから、もはやご飯の形式にこだわることはないということでしょう。

Photo_3 Photo_4 高島屋日本橋店「歌舞伎座厨房」の「芝居弁当」1200円です。銀座・歌舞伎座で弁当を販売していましたが、歌舞伎座が建て替えのため一時閉鎖されたため、歌舞伎座での販売は休止中。デパ地下での販売はここだけということです。

歌舞伎座の弁当ということで、幕の内の原点ともいうべき弁当ですが、実は他に「幕の内弁当」は売っており、こちらは正統派幕の内の形式です。この「芝居弁当」は、9つに区切られたスペースにご飯とおかずを配しており、松花堂弁当の延長のような形式です。
この形式は、最近、駅弁でもみられ、また市中の定食にもあり、一種のはやりのようです。

Photo_5 Photo_6 三越日本橋本店「神田明神下みやび」の「特選味あわせ弁当」1050円です。

あえて幕の内弁当を名乗っていませんが、正統派幕の内形式です。

この3品に共通して言えるのは、野菜の煮物が格別であること。煮崩れせず、中まできちんと味が染みているのはさすがと言えます。味付けが濃い目なのは伝統でしょうか。

江戸時代に生まれたらしい幕の内弁当だけあって、牛、豚肉は使われておらず、鶏肉のダンゴが入っています。

それから、「幕の内三種の神器」と呼ばれるのが、玉子焼き、焼き魚、かまぼこですが、3品ともかまぼこは入っていません。たしかに、駅弁でも、スーパーの総菜弁当でも、コンビニ弁当でも、かまぼこの姿を見る機会がめっきり減りました。あまり好まれる食材ではないということでしょうか。

もはや、「幕の内三種の神器」は死語かも知れません。

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