【東京】首都圏の鉄道網の問題点
なんと、2月の更新は、これが3回目(汗)。
単なるネタ切れという面もありますが、税理士という職業柄、この時期は、どうしてもそちらの方に重点を置かざるを得ない事情もあります。税理士のブログの方は、もう少し更新しておりますので、興味のある方はご覧ください。
(なお、懲りずに税理士業務のCMもさせていただきます)
さて、仕事の関係上、通常の時期より電車に乗る機会が多くなっていますが、毎日のように首都圏のどこかで運転見合わせや遅延が発生しています。毎日、徒歩通勤の私は、ラッシュとは無縁の生活をしていますが、首都圏の通勤電車が不通になったり遅延したりすると、何千人、何万人に影響が出るわけですから、経済的損失は相当なものだと思われます。
先日も、雪や強風の影響で郊外の電車が遅延すると、都内を走る地下鉄にも影響が出ます。東京の地下鉄は、一部を除いて他線と相互乗り入れしているがために起こる現象です。もちろん、乗り入れ先が不通になった時は、地下鉄線内の折り返し運転に切り替えられますが、地下に折り返し施設が少ないことと、車両運用の問題もあって、ダイヤ通りの運行が難しくなるようです。
また、遅延が発生すると、電車が詰まってしまい、時間調整のための停止なども発生し、イライラさせられます。もっとも、東京の人は、もう慣れっこになっているのか、トラブルはないようです。
不思議に思っていたのは、後続電車が遅れている場合にも、運転間隔の調整と称して停止することがあることです。どうやらこれは、運転間隔を長くすると、駅に人があふれてしまい、特定の電車が混み合うので、なるべく運転間隔の差が出ないようにするためとのことです。
それにしても、ラッシュ時の首都圏の鉄道の過密ダイヤはすさまじく、よく管理できるものだと感心します。東京メトロの統計によると、各路線とも5分以上の遅延が起こらない日の方が少なく、路線によっては、月に20日以上発生しているとのことです。
もともと無理なダイヤで運行しているとの指摘もありますが、これだけの人が移動する首都圏にあっては、やむを得ないことでしょう。
これでも、首都圏は路線も増え、車両の質、運行システムも向上し、時差出勤などもあって、ラッシュ時の混雑はだいぶん緩和されたようです。昭和40~50年代はもっとひどい状況だったらしく、その時代に通勤電車に乗らなくて済んだのは、むしろ幸せなのかも知れません。
一応、東京の地下鉄は、副都心線を最後に新路線の建設予定はなく、都心部の鉄道網は確立された感があります。あとは、郊外に向かう路線の整備が課題となりますが、こちらは路線の問題だけでなく、踏切の解消など、交通網全体の問題でもあります。
今後、少子化が進み、人口減少に向かいますが、首都圏の人口は減らないとの予測もあります。これからも、安全、正確な運行で首都圏の人々の足としてより発展してほしいものです。
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コメント
昨日は首都圏でも津波警報による運転見合わせが各線区でありましたね。
あまり影響の無さそうな南武支線まで止まったりで影響を受けた人も多かったでしょう。
でも気象庁の予測のような大きな津波もなく何よりではありましたが。
投稿: ノラ猫 | 2010年3月 1日 (月) 22時45分
海岸沿いを走る路線が軒並みストップしたようですね。JRは広範囲のネットワークなので、地下鉄の乗り入れの場合とまた違った問題が生じるということでしょう。
結果的には、気象庁の過剰反応だったようですが、被害が出たら大変ですから、やむを得ない措置だったのでしょう。
休日でよかったという気もします。
投稿: 隅田川散歩 | 2010年3月 1日 (月) 23時27分