【駅弁】2012京王百貨店駅弁大会・総括
昨日で終了した今年の京王百貨店駅弁大会を総括してみたいと思います。
まず最初の感想としては、お客さんの数は、昨年以前に比べ、減少しているのでは、ということ。私が、混雑する日、時間帯を避けたのでそう感じたのかも知れませんが、例年は、連日早々に完売になる商品があったものですが、今年はそれが少なかったように感じました。
今年の対決は2品で、これらはそれなりに盛況でしたが、米原は実演初登場でしたが、松江は昨年も販売された商品でした。これらが牛肉であったことで、「牛肉どまん中」や「前沢牛ローストビーフ肉巻にぎり寿司」などが割を食った面はあったかも知れません。
唯一、目玉と言えたのは、陸中野田駅「北三陸野田村 鮭いくら弁当」ですが、これは常連の小樽、釧路、宮古とバッティングする商品であることも苦戦の原因のように思えます。
これ以外の実演は、ほぼ固定された顔触れで、新作を投入した仙台、神戸、姫路など以外は商品も同じで、毎年訪問する人にとっては、マンネリ化は否めません。
今回は、震災復興の名目で、東北駅弁にスポットを当てるのは当然でしょうが、すでにNREが東京駅などで何度も東北駅弁大会を開催しており、目新しさを感じませんでした。もちろん、駅での大会に行かなかった人も多いでしょうし、何も駅弁大会はコアな愛好家のためにあるのではないということは理解できます。
しかしながら、ネットなど情報の多い現在、東北の駅弁は購入機会が多い、ものによっては「駅弁屋旨囲門」などでいつでも買えるということを知っている人は多いはずです。
百貨店の催事というものは、公共性のあるJR(あるいはその関連会社)主催のものとは違い、「他とは違う」「ここにしかない」という売りが必要であると思います。
特に感じるのは、東京での開催ですから、普段は入手しにくい中四国、九州の駅弁にもっと注力できないものか。新しい業者をもっと参入できないものか、と感じました。
もちろん、京王のスタッフの方々は、熱心に企画し、業者との交渉もしているのでしょう。駅弁業者の撤退・廃業が相次ぐ現在、選択肢がどんどん少なくなってきており、よほどの目玉企画がないと、来年以降もマンネリ大会になってしまいます。
私がもっとも恐れるのは、開催期間の短縮です。たしか、1980年代は一週間だったことがあるように記憶していますが、せっかくここまで認知された駅弁大会ですから、現在の開催を維持していただきたいものです。
スタッフの方々は大変でしょうが、来年以降、大盛況となるような企画を期待して、総括とさせていただきます。
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